FAQ

A.溶射は、鉄やステンレス、アルミニウム、銅、チタンといった一般的な金属から、セラミックスやCFRPなど、幅広い素材に適用可能です。

A.トーカロの主力としている表面処理は「溶射」です。他にも厚膜形成が得意なPTAやレーザクラッド、内径や複雑形状への施工に適している高温塩浴処理法(TD)、化学緻密化法(CDC-ZAC)を取り扱っています。また子会社である日本コーティングセンターではプラズマ技術を利用したPVDやCVDを取り扱っています。

A.トーカロの技術は、半導体製造装置や航空機エンジン部品、自動車部品といった高度な技術が求められる分野から、鉄鋼の搬送ロール、発電所のボイラーのような大型の設備など、幅広い製品に使われています。

A.溶射のメリットは、多種多様の材料を皮膜にできるため、得られる機能も幅広いことが挙げられます。また、基材（被加工材）への熱影響が少ないため、基材の変質や変形が小さいことも特徴です。また、除膜・再加工も可能ですので基材を再利用することができ、環境にも優しい手法です。

A.トーカロの主な技術である溶射やその他表面処理は、有害な化学物質を使用しないため、環境負荷が低いのが特徴です。私たちは環境への配慮を大切にしており、持続可能な社会に貢献する技術を提供しています。

A.トーカロの強みは、溶射を中心とした複数の表面改質技術を保有していることです。これにより、お客様の多様な課題に対し、単一の技術に縛られず、最も適した解決策を提案できます。また、長年の実績と豊富なノウハウに裏打ちされた高い技術力と、それを支える研究開発体制も強みです。

A.はい、可能です。お客様から部品やサンプルを支給していただき、ご要望に応じたお試しコーティングを承っております。当社にてサンプルを準備することも可能です。

A.はい、トーカロは小ロットでのご依頼にも対応しています。試作品や研究開発目的など、サンプル1つからでもお気軽にご相談ください。お客様のニーズに合わせて柔軟に対応させていただきます。

A.保証・アフターサービスについては、お客様のご要望や使用環境に応じて個別に内容を定めています。納品した製品については定期的に点検を実施したり、問題が発生した際には、原因究明や再コーティングなどのサポートを行います。

A.溶射の場合、トラックで陸送できる、工場内のクレーンで運搬できる(最大30t)ものであれば工場内で施工可能です。運べないものは現地でも施工対応いたします。

A.ご依頼から納品までの流れは、まずお客様からのお問い合わせをいただき、お見積もりと技術提案をします。ご発注後、部品をお預かりしてコーティングを施し、品質検査を経てお客様へ納品します。

A.当社は、国際規格であるISO 9001に基づいた品質マネジメントシステムを構築しています。全ての工程で厳格な品質管理と検査を実施し、高品質なコーティングを提供することで、お客様にご安心いただける体制を整えています。

A.当社は受託加工のメーカーですので、溶射装置の販売は行っておりません。